1889年のパリ万博

自由の女神の内部構造を作った「ギュスターヴ・エッフェル」は、1889年のパリ万博に向けて「エッフェル塔」を作る案を出し、フランス革命100周年ともなる万博のコンペで選ばれました。当時、世界で一番高い塔は石造りで作られたワ […]

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フレンチ・カンカン

世紀末のフランス・パリにおいて1889年ムーラン・ルージュがオープン。フレンチ・カンカンの発祥でした。 またムーラン・ルージュやカフェ・コンセールなどの風俗はロートレックや印象派の画家によって見事に描き出されました。 1 […]

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佐賀藩と蘭人

佐賀藩は、1808年フェートン号事件で警備の脆弱さを実感し、いちはやく西洋砲術である高島流砲術に注目します。そんな関係もあり、佐賀藩は外国人宣教を積極的に招き、特にフルベッキからは多くを学んでいます。 今回は ➀フェート […]

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【ユング伝① バーゼル大学時代(1895-1901):ユングとニーチェの検討】

序. ユングにとってのニーチェ 序. ユングにとってのニーチェ ニーチェは多くの著作の中で自分の哲学を「心理学」であると述べている(※1)。 実際、ユングも「ニーチェによって近代心理学を受け入れる準備」をしたと語っている […]

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ファッションデザイナー誕生のフランス・パリ ~オートクチュール誕生にまつわる物語~

イラストの女性は、19世紀のファッションの新しい時代を切り開く“綱渡し”を行いました。 1858年、フランスのパリのリュー・ド・ラ・ペ(パリの中心部にある現在でもファッショナブルなショッピング街)で、ファッション・ビジネ […]

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「庭の家」から始まった「ゲーテ」の「植物学」と「シーボルト」への影響

イラストは、ゲーテがヴァイマルにきて最初に住んだ家「庭の家」です。緑が綺麗で、イルム川の近くの自然が豊かな中にある家です。 そんな家に触発されてか、ゲーテはこの頃から「植物学」に興味を抱きました。 ゲーテはヴァイマルの庭 […]

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「ゲーテの初恋」と「思い出の場所・シュトラースブルク 」

「初恋」というと、どのようなイメージを抱きますか? 暗室の実験の中で、「光」の実像を分析したニュートンに対して、ゲーテは、自然光での「光」の観察を最重要視しました。 この話を聞いたとき、僕は絵画の「印象派」が思い浮かびま […]

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南方熊楠の「スペンサー」観から読む時代の空気

南方熊楠が、1887年に東大予備門(東京大学の予備機関)を中退して、アメリカ・イギリスに向かうことになった理由として、渡米する前の送別会において「進化論」に影響を受けたような内容を語っています(明治19年12月23日松寿 […]

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