あるテーマの物事を学ぶとき、それに関連する物事の知識(豆知識)を学ぶことは大切だ。
ただ、その関連する物事を沢山な学ぶ内に、量が増えてきて覚えきれなくなったり、沢山ありすぎてこんがらがったりする。そのため、それぞれの知識を整理する必要が出てくる。
その関連した物事の整理したものを「体系」と呼ぶ。
「体系」を作る事の効用として
➀物事を整理するために物事を抽象的な概念で分類する必要が出てくるため、逆に体系から新しい物事を導出できる(演繹的に使える)。
②物事を整理するため、それぞれの物事の整合性が問われるため、矛盾した考えを見つけることができる。また、整理する際必要な知識が抜けていたりして、その空白を予測して埋めることができる(推理ができる:拡張性がある)。
整理する性質上、似たような考えを集める方が整理がしやすいが、時代が場所などさまざまな考えが混在した方が豊かな視点を与えてくれる(既知の体系を壊わし新しい体系を作ることが多いため「体系ブレイク」と呼んでいる)。
更には、この「体系」は一般的に存在知っている学問や思想などを参照しながら構築することによって、教養となったり、自分の中で作ったあるいは学んだ体系が「独善的」であったことに気づくきっかけとなる。
このような事から学んだ物事の裏側にある「体系」を意識して、その「体系」を一般的な見解と照応しながら構築する事は、新しい物事を始める際の力となったり、フェイクニュースの対策となったり、教養となる。
だから僕はこの「体系」を意識する方法を「帰納アクセス(勉強)法」と呼んでいる。
この「帰納アクセス法」の仕方として、
➀[帰納的ベクトル]テーマに対する興味のある物事を収集してまとめる
②[演繹的ベクトル]まとめる際に、テーマを考える体系的な考え方を参照する
③[質問]収集してまとめながら疑問に思ったことを調べる
➀②は本を読んで抜書したり、オーディオブックで聴いたことやフィールドワークで見たことをメモしたりしている。
③の疑問は対話型AI検索エンジンで調べることが多い。
特に③は「質問」という事になり、質問は収集した知識を理解するために必要な知識の体系にアクセルできるという意味がある。更に、さまざまな視点で問い直すことであり記憶の向上に繋がる。
こんな学習方法を最近考えた。