今回は京成電鉄「勝田台駅」の「食」のフィールドワークをしてきました。

京成勝田台駅は、

【A】南口の西側(A:冒頭の図の赤マーク内)は住宅街が昔ながらの住宅街が広がっており、住宅街とともにスナックや居酒屋が多く点在していました(ちらほらネイルのショップや喫茶店、マッサージなど新しめのお店もありましたが)。

【B】北側(B:冒頭の図の黄色マーク内)のロータリーを超えたところに商店街の名のついたものがあるが古いお店は無く、むしろかつての商店街は北口のロータリー整備などと共に、住宅の世代が更新して、今は閑静な住宅街という感じでした。ただ、東葉高速線が走っていたり、ロータリーで車やバスの行き来が多かったり、人の多い住宅街の交通の場として機能しているようでした。

【C】南側の東側(C:冒頭の図の紫色マーク内)は駅から走る大通りは両側にマンションで一回がすべて商店街になっており、マンションもすごく新しいという訳ではないものの、商店街の店舗は新しくなっているようで、勝田台辺りを本拠地とするお茶屋さんや、千葉産の元気豚という豚肉を使ったお弁当屋さんなどなど、魅力のあるお店が多かったです。このあたりは、さらに南に行き296号線を超えたところに、計画的に配置されたそこそこ新しい住宅街が多くあるため、人口が多く通り増えていき、今後とも発展していく可能性が高い商店街でした(というか、現在、西側は「かつての商店街、東側がその後できた新興商店街という雰囲気を出しています)。

今回は【C】南口の東側の商店街を中心に紹介していきます。

南口にはなぜか、串焼き系の居酒屋が多いです。心なしか、やきとんが多いような気がします。

その中でも、南口のヨークマートとマツモトキヨシの近くの「たか松」という串焼き屋が注目です。千葉県の香取郡(九十九里近く)の豚肉(「椿ポーク」:旭市の豚、国内の穀物飼料にハーブのステビアを食べて育つ)と佐倉の名物の味噌(「ヤマニ味噌」:1887年創業のメーカーで、米・大豆・塩・水と原料はシンプルだが、人工的に培養していない天然酵母を使い個性のある味)を使った「やきとん」がおススメなのと、日本酒は千葉県産のみ扱うというこだわりっぷりがおススメです.

また「勝田台駅」なのですが、大和田駅と志津駅が先にあって1968年に開業しています。その後、昭和後期に住宅街やマンションが作られていき、一時は商店街が発展していったものの、1996年に東葉高速鉄道が開通し、少し離れた場所にも大規模マンションが建設されつつも、近隣の村上駅の近くにフルルガーデン八千代が作られたり、さらに緑が丘駅にはイオンができたり、近隣に大型ショッピングモールができたため、衰退の方向に向かっているようです。…ただ、駅自体は人口が多く、個性の強いお店が残っていっている感じでもあり、面白い店舗が多い駅でもあります。

また南口に少し歩いたところに、ヨークマートがあるのですが、こちらはヨークマートの一号店となります。しかし、お店が綺麗なため、何度も改装したのでしょう。近くに、マツモトキヨシとツタヤがヨークマートと提携し駐車場を運営しています。ちかくにサンドラッグと、キャンドゥもあります。やはり、人が多い街の商店街なのでしょうね。

■京成リブレ■

南口を出てすぐ左手に京成リブレがあります。

こちらの店舗は、地元野菜コーナーでは八千代と佐倉の八千代寄りの野菜を扱っています。八千代でとれた半立種ピーナッツがおいてあったり、近隣のお店のお弁当などが置いてあるのも面白いです。

≪ちかくお店「母の手」の「のり巻き」≫

☝人参、キュウリ、たくあん、卵焼き、ハムの食感が楽しいのり巻き。

お肉コーナーでは岩手の鶏肉を扱っている「アマタケ」の商品が多くあり、また「アマタケ」の卵も併売されていました。カルシウムが入った殻がきをで育てた「有明鶏」も置いてありました。

■宗吾郎■

勝田台周辺に展開しているお茶お中心としたお店で、他にも漬物・お菓子・ノリなど自社開発の多くの商品を取り扱っているお店になります。

ピーナッツを使ったお菓子も非常に豊富に取り扱っています。
また宗五郎のお茶の〈酔月)というのを試飲してみましたが、渋めなのに飲みやすく優しいお茶でした。

☝こちらの商品は、勝田台駅の北側から村上駅にかけて「八福神巡り」(おそらく「八千代」の「八」を文字る)という観光ルートがあり、それにちなんだお土産となっています。

☝「宗吾郎」のオリジナルの「のり」です。噛んだ際の香りがとても良いです。

■元気豚■

香取郡多古町や匝瑳市に農場があり、本社が多古町にある「元気豚」を使った商品の販売店が、南口と更に東葉高速鉄道の近くにあります。元気豚は三元豚ですが、その中でもサシが良く入ったものを厳選した豚肉のようです。

☝「元気豚」の軟骨煮。軟骨が良く煮込まれていてお酒のおつまみに!!

■オランダ家■

千葉県は東京都となり合い、県北西部に人口が集中する千葉県は、人口は全国6位で東京近郊の住宅ゾーンでありながら、温暖な気候と肥沃な土地に育まれ農作物の生産量が全国3位という千葉県の特性で、千葉県の生産高全国一位を誇る落花生や梨以外にも、人参・ねぎ・里芋・スイカなど多くの農作物が全国でトップクラスを誇りっています。

オランダ家では落花生・さつま芋・かぼちゃ・いちご・ブルーベリーなど地元千葉でとれた作物を多く使用しています。それ以外にももち米「ひめのもち」(白く粘り気とコシが強いのが特徴で、もち米の品種の中で一番多くの県で栽培)の千葉県産や「下総醤油」(香取で生まれ、下総(千葉北東)の温暖な気候が醤油づくりに適していた頃から長い歴史があります)や千葉県内の地酒なども材料に使っています。

創業1949年、

☝千葉県産「ひめのもち」を使ったどら焼き。生地の部分が滑らかでしっとりとしていてとても上品な味で、あんこも甘過ぎずとても美味しいです。

☝千葉特産「下総醤油」使用の落花生パイ。醤油の味がパイの味のコクを良くして、落花生や砂糖の甘みを引き立てています。食べたあとの香りがとても良いです。

☝更にオランダ生まれのキャラクター「ミッフィー」の商品も扱っています。

■ヨークマート■

こちらがヨークマートの一号店(1976年オープン)となります。お肉コーナーでは、ローストビーフはみすじや和牛などグレードを持っていてい、焼肉コーナーではトントロとタンの食べ比べセットやスペイン産イベリコ豚などさまざまな食べ比べセットを品ぞろえ、おさかなコーナーでは旬の魚なども刺身で食べられるなど、ローカル感はあまりないですが、食べる楽しみを知れる店舗です。Posted in Uncategorized

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