こちらでは、「トリフォリウム・レペンス社」に関する沿革を紹介していきます。

トリフォリウム・レペンス社は、「人・場所・時代」を分析する歴史学の方法論の確立と、それを表現するためのデザイン工房の設立、そして食について考えるための会の企画、さらにはそれをセラピーとして考えるためのカウンセラーとしての経歴の4つの要素が絡めあって、作られたものです。そのため成立史はちょっと複雑になります。

A.HP『ミートセラピー』設立まで

2003年、出口汪の著作から「論理」に基づいた分類を学びました。また高田三郎の発生学や池谷裕二の脳学から「科学」の有用性を学びました。

2006年、カール・ポパーの影響や当時靖国問題などから国の歴史について見直そうという流れの影響も受けて、科学だけでなく歴史によって学問をする方向性を見出しました。

2008年、「博報堂買物「欲」研究所」の『買物「欲」マーケティング』の影響で、食品などはその食品自身の魅力を分かったうえで、どのように楽しめるか売場で伝えることで、消費者も買い物を楽しめるという考え方に影響。また日本料理やフランス料理の歴史を勉強するにあたり、「職人」の美学に憧れました。


2009年、ウィリアム・モリスのアーツ&クラフト運動や佐藤可士和の『「超」整理法』などに影響を受けて、コンセプトを整理してそれを表現することが「デザイン」であることを影響受け、それを基に商品の販促デザインを行いだす。このときコンセプトをロゴによって企画化するという発想が「トリフォリウムレペンス」という企画をホームページで企画化するという発想に後々繋がっています。

2010年 アドビ系ソフト「illustrator」を導入。南雲治嘉の影響など色彩、更には「色彩生理学」に興味を持ち始めました。ゲーテなどの色彩の古典にも触れました。

2011年くらいから自分自身の鬱的傾向や対人について考えだしたこともあり「心理学」に興味を始めました。衛藤信之の『職場系心理学』との出会いもそれを進めるのに役立ちました。

2012年ごろ、発達障害など精神凸凹ともいえる性格の先天的片寄りにおける社会との不釣り合いなどに興味を持ち始めました。

2013年日本メンタルヘルス協会に通い始め、カウンセラーの勉強をし始めました。全体的には「人間性中心心理学」や「フロイトの時代の精神分析」などに興味を持ち始めました。

2015年日本メンタルヘルス協会のプロコースに通い始めました。

2016年7月頃 『人生100年時代』や『シナリオ・プランニング』などの影響を受けて、人生の大枠を決めた未来設計を行いました。このとき、デザインも生かして未来を切り開きたいと思いアドビ系ソフト「PHOTOSHOP」を本格導入。

2016年12月頃「ソシオ・ヒストリア」という切り口で「時代の空気を読む歴史学」の有用性を伝える講座をしたいと思いタイポグラフィと南方熊楠をモチーフとしたイラストでロゴを作りました。

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2017年7月頃、歴史に関する投稿をフェイスブック、アメブロで始めました。

2018年

2018.1.05デカルトを題材にその時代の著名人を交錯させる方法でブログを始める(初期はアメブロ)

2018.3.10 パソコンの環境を整え「アード&コンセプト工房」を設立し、イラストを切り口に歴史を紹介するスタイルになりました。またさまざまな事柄をイラスト化して、文章を書く投稿を始めました。

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2018.4.16 「学問とデザインの親和性」をテーマに、地図や建物をイラスト化して歴史を語るようになりました。

2018.6.3 「ソシオ・ヒストリア」をリブランディングと称して、「人・場所・時代」から「時代の空気を読む歴史学」としていところを、その「人・場所・時代」の出来事のつながりを見つけることの重要性を伝えようとして「世界は想像以上に繋がっている ソシオ・ヒストリア」というキャッチフレーズを作ると共にワードプレスでホームページを作りました(現在のサイトの原型です)。

2018.8.22 2008年あたりの食に対しての憧れを抱いていた頃以来、忘れ去っていた「職人」としての美学を思い出すために、「肉料理」を中心とした勉強を新たに始めました。このときは、アメリカの洋書を中心に読んでいました。

2018.9.10 「ミートセラピー」という企画で、「こだわりのお肉を楽しむ会」を始めることをポスターなどを作りアウトプット化。

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2018.11.15 第一回「こだわりのお肉を楽しむ会」として「こだわりの切り方を楽しむ」を開催しました。このときまでに、ブリア・サヴァランの『美味礼賛』など古典に回帰し、「味」をコミュニケーション手段としてセラピーという方向性を見出しました。また、会誌なども作り、ロゴやイメージなど形作られました。

2018.12 アメリカへ、お肉の料理を研究すべくスーパーマーケットを中心に視察を行いました(ダラス~ヒューストン~フィラデルフィア~ニューヨーク)。そこで、小売やレストランからその地域の食文化を見出す可能性を見つけました。これが「食のフィールドワーク」の原型となります。またアメリカでイタリアンが普及していた事から、イタリア料理について関心を持ち始めました。

2019年

2019.1.24 イタリアの輸入品を探すと共にスーパーを意識的に巡っていたのを、銀座~築地~八丁堀~銀座のスーパーのフィールドワークで発見したものをフェイスブックで投稿し始め、食のフィールドワークの投稿の始まりとなりました。

2019.2.21 第二回「こだわりのお肉を楽しむ会」として「鴨肉をイタリアンで食べ尽くす」をテーマに開催しました。この企画を開催するまでに、レストランでのイタリア料理や輸入品におけるイタリア物や、イタリアのルネサンスの料理史などを本格的に学び始め、アメリカで得た食文化の研究方法論をイタリアにおいて適用してみました。それと共に、大久保~新大久保~磯子~上大岡のフィールドワークをソシオ・ヒストリアのHPのブログで投稿し始め、写真と文を駆使したフィールドワークのレポートの書く事の有用性を感じ、今まで「ミートセラピー」=「こだわりのお肉を楽しむ会」だったものを、「食のフィールドワーク」なども含めたもっと広範囲な活動にすることを考え始めました。

2019.3.11 ホームページ『ミート・セラピーwithソシオ・ヒストリア』を開設(「ソシオ・ヒストリア」をリニューアル)。ミートセラピーを本格的な活動の中心と考えるようになりました。キャッチフレーズも「食を考え事で、心を整える」と作成。また、「ソシオ・ヒストリア」は現代史以前しかなかなか扱えませんでしたが、「ミートセラピー」において果敢に現代史も扱えるようになりました。

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B.HP『ミートセラピー』設立後の展開

※2026年に本格的にミートセラピーの普及を考えて活動していきたいと考えています。

2019.4.3-4 千葉に因む商品を集め、その商品が集まった密度の多い場所にフィールドワークに行くという方法論で「勝浦・鴨川」地区へ。単に「食のフィールドワーク」でなく「食の民俗学」という切り口でやっていきたいと思うようになりました。

2019.4.18英語での翻訳を入れて、外国人向けの情報提供を更に意識。

2019.5.5Adobe Animateを使って簡単なGIFアニメーションに挑戦。

2019.5.15 アニメーションの展開からYoutubeへの投稿を始め、フェイスブック・インスタ・本サイトブログ・youtubeと4つの媒体へ投稿。

2019.6.1「エゴンシーレを著名人4人から読み解く」によりソシオ・ヒストリアのアニメ動画も作成。

C.トリフォリウムレペンス社、結社

2019.6.15「トリフォリウムレペンス社」というアソシエーションを結社し、「アート&コンセプト工房」「ミートセラピー」「ソシオ・ヒストリア」「ライフワークとしての学問」の4つの事業を行う会社として、キャッチフレーズやロゴマークを統一しました。

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2019.6.17アドビ・コンプリートパックの更新の関係で、Photoshop・Moho12・コミックスタジオEXなどソフト環境を見直し、アニメと写真の合成動画を特化して生産する環境を整えました。

2019.6.30『巣鴨のグルメを探す』の投稿からビデオカメラを導入して、実写を加工して意欲的に使うようにしました。

2019.7.5今まで動画はインスタメインだったのを、画面の大きさをyou tube メインとして、本格的なyou tube市場へ進出しました。

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2019.7.11 ホームページを「ミートセラピーwithソシオヒストリア」から「トリフォリウム・レペンス社」に完全にリニューアル。トップページも最新の投稿から始まりユーチューブなどSNSの接続とブログへリンク、そしてブログなどの整理の骨格を作りました。

2019.8.11 7月中旬に「木彫りすと サトウツトム」のキャラクター「メイちゃん」を普及させる会「Mei-shan promotion comitte(メイちゃんプロモーション委員会:Mei.com)」の設立に参賀した繋がりから、メイちゃんファイルの作成やこの時にメイちゃんが空を飛ぶアニメーションの作成をしました。

2019.8.28 「建築工法コラージュ」という手法を考案しました。レゴ・シリアス・プレイと入江明日香展を端となし、心のイメージを平面状に点・線・面で拡張し、それぞれを立体的に肉付けし、思想や概念を一つの建築物とします。そしてその建築物を画面上に折り畳みコラージュとして表現する手法です。

2019.9.2「アート&コンセプト工房」をトリフォリウム・レペンス社の動画配信企画の一つから、一つのアートワークをする工房としてホームページのページリニューアル。

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2019.12.03 ソシオヒストリアを定義から効用まで明晰にする。

2020年

2020.1.07 MOWくんのイラストキャラを使ってミートセラピーの食の紹介を行い始める

2020.1.21 「クリスマス・ブティング」の投稿にて、以前から考えていたドラマの切り出しという手法を実践し始める。それぞれの人生を歩んできた登場人物が一つのシーンによってピックアップされドラマの展開を描き、登場人物の過去などに興味を持ち始めるという方法である。これは昨年の12月にナカタニ.D先生からストーリーの描き方を学んだことからの影響である。内容においては作品やワンシーンを扱って、それに伴い絵も同期させ、文章でドラマを展開していくという方法である。

2020.1.28「英国の食を探す ヨークシャー種の豚」において、今まで食の地誌という側面が強かったミートセラピーから、畜産という主軸で捉える伏線がつくられる。

2020.2.7 食肉学校において豚肉の解体を学んだため、ミートセラピーにおいてお肉の部位と解剖学的区分を探求する。

2020.2.23 ミートセラピーは「ミート&クラフト ムーヴメント」というお肉の専門家が施す、お肉を考えることで体を整える取り組みと定義しなおす。食の地誌は、ミートセラピーwithソシオ・ヒストリアの区分にするように考える。またお肉の専門家とは、お肉を筋肉を捉え、「①部位ごとの料理、②美術解剖(動物のリアル描写)、③筋肉のムーヴメントの記述(動きによるコミュニケーション、スポーツ)、④ボディナビゲーション(整体、触診)、⑤畜産」という多様なお肉に関する食以外の分野も錯綜して捉える人の事とする。

2020.3.30 「最後の傭兵将軍フェデリコ・モンテフェルトロ」でキャラクターを作るという発想から歴史人物の様々な表情を想像して書く事と、描いたものを動画にするという方法によって筆のラインが印象的な動画を作り始める(動画は描いたものから構成する)

2020.4.10 「顔のプロポーションに基づく描き方」によってアート&コンセプト工房は、デザイン作成依頼だけでなくデザイン講座も行う。

2020.4.27「哲学者デカルトと30年戦争」において、ソシオのアイコン動きを複雑にする。

2020.5.30「ジェームズ1世物語④ 日本とイギリスの貿易」において、リズミカルにアニメーションを動かし、さらにリズムによる音楽を流す。ナレーションによる動画よりも、音楽のアニメーションという側面を強めた動画を作る。

2020.6.13調べた内容をwikipediaでまとめて、ブログで繋がりを意識した記述を行い、SNSで広報するという流れができる。

2021年

2021.5.25 トップページにSNSで行っている事業➀FBの活動ログ②インスタの活動ログ➂モノクロアート④食のフィールドワーク⑤建築訪問の事業を付け足す。(mini contents化)

2021.6.05「学問の方法論」を定義する事で、トリフォリウムレペンス設立以来広げてきた企画を学問の3つの分類から実践方法・活動の展望などを明確に定義しました。

2021.6.08「Socio-historia(博物篇)」ページを設立。

2021.10.26ミートセラピーでお肉講座の中に、経営学として「レジスターと食料品チェーンストアの始まり」の記事を挿入。